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『 JISEI (自省)録』2019/05/01「ヒョウ|ショウ|ジョウ」

最近、自分のキーワードとして「ヒョウ|ショウ|ジョウ」を事あるごとに口にしている。

「ヒョウ|ショウ|ジョウ」 漢字にすると「表象情」だ。

表象とは、現われた形、姿のことだ。情とは、感情、気持ちのことだ。
ことばのあいだに | を入れたのは、区切りを入れ、別々のものだということを意識づけるためだ。

【100分 de 名著】で取り上げられた『自省録』において、マルクス・アウレリウスは自分の外部にあるもの、つまり表象にのみに心を動かされると、人間は運命に翻弄され、心の動揺を招くというようなことを自分(=君、お前)に向けて綴っている。

表象、それは他人であり、自分以外のものすべてはそのようにあるものであって、自分が働きかけて変えられるものではない。
それらの表象を通じて、自分のなかに生まれる情や主観においてネガティブになる必要はなく、愚の骨頂であり、時間の無駄であるとしている。
日々の暮らしのなかでいろいろ遭遇する様々な表象にその都度、情をもって、たとえばイライラしたり、不満に思ったりするような場面に行き当たったときに

こころのなかで(ヒョウ|ショウ|ジョウ)「表|象|情」

とつぶやいたり、時には声にして、表象に対して自分がネガティブな反応や情を抱くのを止めたり、落ち着かさせたりするときに効果があると個人的に実感できている。

「ヒョウ|ショウ|ジョウ、あなた(=自分)は…
 こんな(=表象)で自分の情(=気持ち)を乱されることはないよ」と。

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