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ライフ・ワークとライク・ワイフのバランスを問う

 ワーク・ライフ・バランスというと仕事とプライベートの調和と言いつつ、どちらかというと仕事に重きを置いている響きに受け取れる。それよりももっとプライベートに重きを置こうとしているのが、僕がもじったライフ・ワーク・バランス。初めに人生があり、次に仕事。人は皆、人生を100とすると仕事は40くらいしか費やさないだろう(本当か!?)。人生の3分の1は寝て暮らす。自由になる時間は思いのほか少ない。働き盛りと呼ばれる世代の僕がそのわずかな時間に重きを置こうというのだから、ナンセンスと思われる方もいることだろう。実際ナンセンスなのかもしれないけれど、それはそれ、人の価値観は様々でいい。どう思われようが、ぶれるつもりがない。去年はヨガとホグレルをはじめ、本を読むことぐらいしかなかった趣味嗜好を広げることができた。さて、今年は…。
 ライク・ワイフ…僕が妻を好きでいられるバランスを見ていこうと思う。去年はおそらくこれまでの結婚生活の中で一番会っている時間が短かったのではないかと思う。妻は24時間戦っているとまでいかなくても、1日18時間くらいは戦っているのがざらな毎日。お互いが起きて、会っている時間は1日のうちひどい時で0分、よくて1時間くらいある日が週に1度あるかないかという日々が続いた。たまに休日が同じだとしても、妻はセカンドライフと留守録ビデオに無我夢中。僕と家事は後回し、のように感じることが多い1年だった。結婚生活しているというより同居生活しているようだった。結婚している意味があるのかと自ら問うこともあった。お互い好きで、信頼していることは分かっている。ただ、妻が認識しているかどうかはわからないが、信頼している関係であってもあっさり裏切れてしまうのが僕の資質にあるということだ。幸せにあぐらをかいていると足元をすくってやりたくなってしまう。
 今年に入って僕は妻にメールを送った。「この次の、同じ休みの日に何かしたいことや行きたいところはありますか?」という一文。返事は「特にありません」との事。僕もとりたてて計画を思いつけなかったので、前々から予約を入れていたヨガに出かけた。おそらく妻はセカンドライフかビデオ三昧な一日を送るのだろうと思い、(せっかくのふたりの時間をもっと有意義に過ごせるんじゃないか?)とひとりリビングで悶々と過ごすより、お気に入りのヨガに出かけたほうがいいという判断に従った。何か思いつければ、ヨガはキャンセルするつもりでいたが、そうはならなかった。去年の半ばからは妻と休みが重なる土日にはヨガの予約は入れずにいて、ふたりで過ごす時間をつくった。ただそれも同じ屋根の下にいるとはいえ、別々の部屋で過ごす、味気ない時間だった。そんな日々を数ヶ月続けてみて、年も改まり、(あれらの時間はあまり実りのないものだった)と思うに至り、先のメールを思い切って送ってみた。そして後日、その意図も説明し、ふたりで有意義に過ごす計画や気持ちがなければ、ふたりの休日が同じ日であっても僕はヨガに行くという宣言を匂わせた。
 僕個人の人生を楽しむということと、妻を好きで、一緒に暮らす人生とどのようにバランスを取っていこうか、あのメールで、賽を投げつけたかたちとなる。どちらかにバランスが傾いても、支点はそう簡単にずれることはないと高をくくっている。ふたり、それぞれの時間を楽しむというのも悪くない。それぞれ楽しく過ごした時間がどのようなものであったか、分かち合えるほんの少しの時間がもてれば、それでいいのかもしれない。中学生の頃に読んだ、ウエイン・ダイアー氏の本にも、親密な関係とはいえ、他人に振り回されることがあるのは良くない。自分が主役の人生を送ろうというメッセージを十数年後の今、あらためて肝に銘じることにする。

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コメント

こんばんわ。

<ライク・ワイフ・バランス>
ドキッとしました。

あと、コメントでません。

今年もよろしくお願いします。

投稿: damesala | 2009年1月27日 (火) 01時31分

こんにちは。
書いている僕もドキッとした反面、自分らしくもありとうなづけるところもあり。
いつも拝見しております。

投稿: Rhyme(らいむ) | 2009年1月27日 (火) 13時56分

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