「書くもの、貸して!」
時々、「書くもの、貸して!」って言われることがあります。書くものって、ペンだったり、メモ紙だったりします。「貸して!」って言っている人の身振り手振りから、どっちを差し出すか聞き返さずお目当てのものを差し出すことができます。ペンを持ちつつそう言われたら紙を、メモがあってそう言われたらペンを。その両方がないまま、宙に何かを書くように手が振られていたら、どうすれば…。それでもなんとなくわかるものですんなり“書くもの”を差し出せます。もう一つ違う“書くもの”といえば…。
今年も手帳を買った僕ですが、毎年のようにあまり書き込まないまま年が暮れてしまいます。僕には“書くもの”があまりないんです。いや、ブログをこうして続けていられるということは“書くもの”はあるにはあるといえるんでしょう。それでも手帳には“書くもの”がない。流され人の僕には、仕事上で必要なスケジュールというものがない、人生における夢がない、日記ということにしてもヒビの暮らしの中で何も起きない、“書くもの”がないのです。ちょっと一言、叫んでみましょう。
「書くもの、貸して!」
ペンも紙も持っている僕がこう叫びました。これを聞いた相手はキョトンとすることでしょう。「君、もう手にしているじゃないか」と。
「いえいえ、書くもの(=内容)がないんです」
誰も書くもの(=内容)まではそうそう貸してくれそうもないように思えますが、ヒントはいろいろあるものです。たとえば、《30の夢》のように、それが夢とまでいかなくて、~したいなぁとか、~がいいなぁとかいうようなことを思ってみたり、信じてみたり、書いてみたり、そして何よりそれが叶うように行動してみたりすることでそれらが実現することだってあるのです。最初は借りものだったり、マネだったりするかもしれませんが、大体のものがそうしたことを通して生まれてきたのだと思います。借りることはそれほどいけないことではなさそうです。借りたら返せばいいし、そのうち誰かに何かを貸すことができるかもしれません。先人には、窓の、ずっと先にある風景までも借りてしまおうと考えた人もいるくらいです。風景へのお返しはエコロジーでしょうね。命も借り物だとすると、魂や宿命を全うすることがお返しと言えるのではないでしょうか。
追記:《30の夢》 お借りしました、pixydustさん。お返しは、まずはトラックバックで。
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コメント
書くものない・・確かにそう思うことがあります。(^^;
そういうときには自動的に更新見送りとなります(^^ヾが。
書くものないけど、こうしてブログに向かっている私には、実は付箋に書いた12個もの仕事が残っているのでしたぁ・・。(^^;
投稿: pixydust | 2006年11月26日 (日) 15時51分