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24 【TWENTY MINUTES】

Nyahoo 2006年6月4日 アメリカ・ニュージャージー州ウエストミルフォードでの昼下がりの出来事(留意:下記の“12時”という時間帯は実際にこの出来事《約15分間》が起きた時間とは異なります)

12:00 ドナ・ディッキー氏の庭に黒い熊が侵入した。
12:01 熊は何か食事にありつけないかと辺りを物色し始めた。
12:02 ドナと暮らす猫のジャックが庭で定時の巡回を続けていた。
12:03 熊は獲物の匂いも足音も嗅ぎつけられずにいた。
12:04 一方、ジャックは自分の庭に異変を感じ取っていた。
12:05 俺の庭に何者かが侵入してきたようだ、ジャックは警戒した。
12:06 ジャックは音のするほうに進んだ。音を立てずに…。
12:07 いた!曲者め!黒い熊だ! ジャックはひるまない「シャー!」
12:08 熊は不意をつかれた。足音はしなかった。毒蛇か!?
12:09 慌てた熊は近くの木に登り、辺りを見回した。何が起きた?
12:10 猫だ!鮮やかなオレンジと白の猫だ。なんて凛々しい風貌なんだ!
12:11 奴の「シャー!」を毒蛇と思い込むとは我ながら情けない、と熊はうなだれた。
12:12 下りていってやっつけてやろうか。でも、あの眼光は鋭い。ウ~ム。
12:13 俺の庭に入ってくる奴は容赦しない。でかい熊であろうと。
12:14 上へ逃げようとあんな高さ、屁でもない。追い詰めるか!?
12:15 俺の牙と前足の爪を奴に食い込ませ、後ろ足で蹴りをお見舞いしよう!
12:16 その光景を偶然、隣人のスーザンが目の当たりにした。 「ジャック、危ない!」
12:17 あら!? 危ないのはジャックじゃない。恐れているのは熊のほうだわ。
12:18 ジャックが牙と牙を軋ませる音に熊は怯えているわ、   とスーザン。

12:19 ジャックは考えていた。奴はでかい!生半可じゃ渡りあえない…。

12:20 熊はジャックの一瞬のためらいを見逃さず、飛び降り逃げ出した。

12:21 しまった! でも逃がさん!俺の庭を誰にも荒らさせはしない!

12:22 な、なんて奴だ。まだ追いかけてくる。また別の木に熊は逃げ登った。

12:23 ジャック、深追いはダメ。相手は熊なんだから、スーザンは気遣った。

12:24 知らせを受けたドナは興奮するジャックをなだめ家に連れ帰った。その機会を逃さず、熊もようやく森に逃げ帰ることができた

 緊迫した24分間の出来事だったジャックとドナの庭に平穏の時が戻った
ジャック!、勇敢な猫よ、もしかして君の名は ジャック・バウアー か!?

Cat_jack Cat__jack (ニャフー通信)by アビー

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