« 猫のアビー『あなたの物はあたしの物』 | トップページ | うたかたの夜 »

うたかたの日

Sukkirikitchen (今日は掃除をしよう)とスイッチを切り替えていた。朝食を済ませたあと、ウトウトと、それも2時間も眠ったあと、ようやくスイッチを入れた。まずは洗濯機のスイッチをオンにして、任せ切りにする。僕は掃除機を出し、スイッチを入れる。僕自身が本格的な掃除に携わるのは久しぶりのことだった。ここのところは奥様がちょこちょことやってくれている。ラグマットをスイブル・スイーパーすると猫のアビーの毛がよく取れる。優れ物だが、時折マットの網目を絡み取ってきてしまうのが難点だ。そのためラグは所々ほつれた長い網糸がビロ~ンとしている。マットの掃除機かけを終え、和室に取りかかろうとする。振り返るともうすでに愛娘のラグドール・アビーはラグマットに寝っ転がり、新たな毛を残さんとくつろぎ始めている。そうはさせじと僕は掃除機のスイッチを入れる。アビーは堪らず退散する。掃除機もまじめにかけると結構な重労働だ。家中を巡り歩いたら、2時間近くたっていた。掃除機を片すため、収納庫の観音開きの戸を開ける。ふと薬箱に目が行く。同じ場所にしまってあるのだ。(そう言えば、この間、薬を引っ掻き回してしまったな)と整頓することにした。薬箱にもたれるように奥様の本が並んでいる。重曹関連の本だ。これも優れ物らしい。先日、テレビで洗濯する際に重曹を1カップ入れると、黄ばみや匂いがきれいに取れてなくなるという生活の知恵を解説していたのを見た。ちょうど掃除も洗濯も済ませ、お昼近くになっており、僕はちょっと一休みしようと、怖気づいていたアビーにお昼ご飯をあげたのち、空いている座椅子に座って、5、6冊ある重曹の本をざっと拝んでみることにする…なんでこんなにたくさん買ってあるんだろうと思いながら。その中の1冊のとある章に目が留まる。家電製品も吟味してセッティング。そう言えば我が家のキッチンカウンターも雑然としている、思いついたら動かずに入られない。見渡す限りに500mlペットボトル数本、ワインの空きビン2本、ジューサーミキサー1台、エスプレッソコーヒーメーカー1台、炊飯器1台、ブリタ浄水器1台、そしてポテトチップス1袋が並べられている。これだけカウンターに出ていると広いL字型のスペースもさすがに狭く感じる。片すことにした。さて、どこにしまう!? 収納扉をあちこち開け、整理整頓してスペースを作り、せっせとしまう。物がなくなったカウンターはスッキリ! 洗剤をつけたスポンジであわあわと洗う。白く輝きを取り戻したカウンターには炊飯器とブリタだけが残った。あんまり片しすぎると本当に“お蔵入り”になってしまうと本にあり、気にはなったけれど、ミキサーもエスプレッソマシーンも片してしまった(健康とダイエットのためにはポテトチップスは永久にお蔵入りのほうがいいと思う)。こうして見事にきれいになったキッチンを眺めるととても心地いい。満足感と達成感でいっぱいだ。もうひと踏ん張り、ステンレス・ヤカンの焦げ付きを取ってやろうかと重曹を振って、スポンジごしごし。かなり手ごわい。ちょっとめげて、今、酢を浸したペーパーをヤカンにくっつけてある。どうなることか…。

|

« 猫のアビー『あなたの物はあたしの物』 | トップページ | うたかたの夜 »

『んなか』日々暮らし随書言想」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: うたかたの日:

« 猫のアビー『あなたの物はあたしの物』 | トップページ | うたかたの夜 »