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映画『ポビーとディンガン』

 観終わって複雑な思いがしました。微笑ましいような、不気味なような。妹の、実際には見えない存在:ポビーとディンガンが見えるという空想癖の度が過ぎているように思えました。不気味というより怖いという域まで達していました。クリニックに診てもらったほうがいいような状態。そうした状態がどういうことなのかわからないので、相通じるものを感じることができなかったです。それを見守り、やがて奔走するお兄ちゃんは絶賛ものです。実にキュート! このふたりの落差加減があり過ぎて、ずっと違和感をもったまま観続けることに…。これは御伽噺なんだって思って、覚悟しきれずに観てしまったのがいけなかったのかもしれない。こうなるともう断然、現実の、普段暮らしの中の、メルヘンやロマンチック、コミカルが表現されていた『ヘイフラワーとキルトシュー』に軍配が上がってしまう。何かを信じることの大切さを謳ってはいるものの、それに振り回されてしまう戸惑いと、それを救おうとする善意にどこか物悲しいものを感じてしまいました。ちょっと残念な気がしました。

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