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♪クロ♪を聞き、ケントを想う

 今日でこの唄を聞いたのは2回目だ。みんなのうた『クロ』。半ノラの猫クロと過ごした日々を唄った曲です。たまたまチャンネルを変えていた中で流れていたのを聞きました。ほのぼのとした映像と歌声に耳をすませて聞きました。和んで聞いているうち、曲の後半になるともの悲しい想い出を唄っていきます。想い出すのはもう亡くなってしまった白いソックスを履いた黒白猫のケントのことです。約20年近くこの世を満喫して逝ってしまったケント。僕がもらってきて実家で外猫として過ごしたケント。出会った頃は僕になついていたけれど、家を出るとすっかり母親に甘えるようになったケント。母の膝に飛び乗っては眠り、母の布団にもぐりこんでは眠り、テレビの上に乗っては眠り、あらゆる高みを飛び移っては2階の窓の手すりまでやってきて太陽の日を浴びていたケント。スズメや鳩を獲ってきては玄関に置いては見せびらかせていたケント。宿命のライバル・ご近所のデブニャンコと格闘しては傷を負って帰ってきたケント。この唄を聞いているといろんなケントを想い出す。最後は真ん丸くなって、時を止めてしまったケント。今はリビングのCDラックの高みからアビーと僕らの暮らしを見つめているケント。アビーの様子を見てこうつぶやいているかもしれない。「貴女はとてもいい狩人に違いない。外に出ることが許されるなら、わたしと同じように丸々太った鳩を捕まえることができるに違いない。でも、私たちの人間を噛んではいけない。貴女を愛してやまない彼らのことを…」。

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