« 今日のにゃんぽ:05/11/27 | トップページ | 昨日のにゃんぽ1:2005/12/1 »

渦中の建築家たちへ

buildpoem 「建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。日暮れどき、一軒の家の 前を通ったとき、家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまい か」 - 吉村順三・1965

 今夜、何気なくテレビのチャンネルを変えていると、心地よい絵が広がっている番組に出遭った。新日曜美術館「簡素にして品格あり 建築家・吉村順三の仕事」である。とても心地よいので見つづけた。そして、冒頭の言葉がナレーションで語られた。次いで、渦中の偽造設計建築物問題がよぎった。
 聞くと、建築に携わる方であれば、彼の名を知らぬものはいないとまで言われるような方らしい。建築を学ぶ上で最初に取り上げられるのが彼のことだとさえ書かれている記事もあった。渦中の建築家たちは彼のことを、彼の思いを露ほども知らなかったのだろうか。どうか被害に遭われた方々に、「明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられる」住宅を建ててさしあげてほしいと思う。
 なお、吉村順三建築展―建築家吉村順三の作品とその世界―は東京藝術大学大学美術館で2005年11月10日~12月25日で開催中です。

|

« 今日のにゃんぽ:05/11/27 | トップページ | 昨日のにゃんぽ1:2005/12/1 »

『んなか』日々暮らし随書言想」カテゴリの記事

コメント

お金至上主義の人たちには、こころが失われているのでしょうか。やっとローンでマイホームを手に入れた人たちのこと考えると心が痛みますねえ。
こんな素晴らしい建築家もいるのにね。

投稿: みい | 2005年11月29日 (火) 15時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 渦中の建築家たちへ:

« 今日のにゃんぽ:05/11/27 | トップページ | 昨日のにゃんぽ1:2005/12/1 »